《ぐんまの聖地巡礼》漫画・アニメ「名探偵コナン」 推理や追跡の舞台に
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 「名探偵コナン」は、1994年から週刊少年サンデー(小学館)で連載されている青山剛昌さん原作のミステリー漫画。謎の組織に薬を飲まされ、小学生の姿にされてしまった高校生探偵の工藤新一が江戸川コナンと名乗ってさまざまな事件を解決する。これまで単行本99巻を発刊し、累計発行部数は2億3000万部を突破。テレビアニメは96年から放映されている。

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 作中で群馬県が舞台となって起こる事件は20回以上。群馬県警の山村ミサオ警部が事件を捜査する。「ヘッポコ刑事」の通称で知られ、死体を見て腰を抜かしたり、犯人はエイリアンだと言い出したりとドジな性格だ。アニメでは、「うる星やつら」の諸星あたるや「ドラゴンボール」のピッコロなどの役で知られる声優の古川登志夫さんが演じており、どこか憎めない。

 コナンの推理シーンで、山村警部が腕時計型麻酔銃で眠らされて事件を解決することもある。初登場時は巡査部長だったが、2009年公開の劇場版第13作「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」で警部に昇任。コナンから「大丈夫か、群馬県警」と心配された。

(1)榛名山(高崎市榛名湖町)

 単行本63巻の「銀白の魔女」などで登場する「冬名山(ふゆなさん)」のモデル。冬名峠に出没する伝説の女性ドライバーと私立探偵の毛利小五郎がカーチェイスを繰り広げる場面などが描かれた。

(2)JR上越線水上駅(みなかみ町鹿野沢)

 単行本97巻の「山菜採り」などで「水乃上(みなのかみ)駅」として出てくる。コナンと少年探偵団が、帝丹(ていたん)小の先生と共に「山菜採り体験」へやって来た時に降り立った。

(3)旧碓氷峠見晴台(安中市松井田町と長野県軽井沢町)

 劇場版第13作「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」で、連続殺人現場の一つとなった。碓氷峠の頂上近くの標高1200メートルにある県境の展望公園で、聖地巡礼に訪れるファンも多い。浅間山や妙義連峰が一望できる。


(4)かたしな高原スキー場(片品村越本)

 人気キャラクターの安室透が主人公の公式スピンオフ漫画「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」3巻の「真似しないように」で、安室がスキー教室の講師として訪れた場所とみられる。安室は同話で、華麗なスキーテクニックを見せた。

(5)わたらせ渓谷鉄道上神梅駅(みどり市大間々町上神梅)

 単行本35巻の「消えた光彦」で、コナンの所属する少年探偵団の円谷光彦が内緒で出掛け、降りたとみられる駅。1912年に建てられた木造の無人駅で、2008年に国の登録有形文化財となった。

 ◎取材後記 原作者に感謝と期待

 作中で群馬県が多く取り上げられていることに驚いた。特定できない場所も多かったが、広範囲が登場しており、原作者の青山剛昌さんに感謝したい。単行本は間もなく100巻。アニメも続いており、これからも目が離せない。(丸山仁見)

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