高崎で撮影の映画「由宇子の天秤」 超情報化社会の弊害を 監督ら舞台あいさつ
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映画「由宇子の天秤」の初日舞台あいさつで登壇した春本雄二郎監督(左)と出演者の梅田誠弘さん=高崎市のシネマテークたかさき

 多くのシーンが群馬県高崎市内で撮影された映画「由宇子の天秤(てんびん)」の初日舞台あいさつが25日、同市のシネマテークたかさきで行われた。脚本と編集を手掛けた春本雄二郎監督と物語の鍵となる女子高生・萌(めい)の父親役を演じた俳優の梅田誠弘さんが登壇した。上映は10月22日まで。

 映画は、女子高生のいじめ自殺事件の真相を追う主人公のドキュメンタリーディレクターの由宇子が、徐々に明らかになる事実に究極の選択を迫られる。今年のベルリン国際映画祭のパノラマ部門にノミネートされた。

 2014年に、いじめ自殺事件で加害少年の父親と同姓同名の無関係な人物がネットで個人情報をさらされた事件を知ったことが製作のきっかけ。情報化社会や不寛容社会の問題点をあぶり出し、真実や正義とは何かを問い掛けている。
(丸山仁見)

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