漫画の舞台 訪れて 桐生市が連携 織物職人描く作品配信
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漫画「職人見習いは桐生の御霊と暮らす」のイラスト

 漫画ファンに作品の舞台を訪れてもらう「アニメツーリズム」による観光振興を進める群馬県桐生市が、地元を題材に、印刷業の大日本印刷(東京都)と映像制作会社のファンタジスタ(新潟県)と連携して制作する漫画が、「職人見習いは桐生の御霊と暮らす」に決まった。「ブラックジャックによろしく」などの春日康徳さんが脚本を手掛け、両社が運営する漫画配信サイト「マンガプラネット」で4月4日に第1話の日本語版と英語版の配信を始め、市内への誘客につなげる。

◎イラストはありこさんが担当

 「職人見習いは―」は、桐生織を見習い中の職人と幼なじみの少女、桐生に絹織物の技術を伝えたとされる白瀧姫の3人が、桐生織の技法を学び、現代ファッションとして発信していく様子を描くコメディー。イラストは、少女漫画雑誌「花とゆめ」(白泉社)などの漫画家、ありこさんが手掛ける。

 市は漫画の舞台になりそうな市内のスポットを紹介したり、脚本に合った資料を提供したりするほか、漫画のキャラクターが市内のグルメや日本遺産などを紹介する番外編を制作する。番外編は全12話の漫画と合わせて来年1月ごろ書籍化し、県内外の観光キャンペーンで配布するなどして誘客に役立てる。A5判、約200ページで5000部を制作する。全国の書店での販売も検討していく。

 電子配信は全話モノクロ、各16ページ。10月までに全12話を無料で順次配信する。問い合わせは市観光交流課(電話0277-46-1111)へ。

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