「自分なりのヒーローに」 映画「影踏み」県内ロケ本格スタート
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映画「影踏み」の撮影で主演の山崎さん(左)と尾野さんの演技を見守る篠原監督

 全編を群馬県でロケーションする横山秀夫さん原作の映画「影踏み」(篠原哲雄監督)の撮影が本格的に始まった。23日は伊勢崎市内で主演の山崎まさよしさんと尾野真千子さんが熱演した。撮影は6月中旬まで前橋や伊勢崎、中之条など7市町村で行われる。

◎山崎さん、尾野さん熱演

 横山さんの同名短編小説を映画化。寝静まった民家に忍び込んで盗みをする主人公の「ノビ師」、真壁修一を山崎さん、恋人の安西久子を尾野さんが演じる。

 この日は、修一が久子のアパートを訪れる場面を中心に、食事をしながら会話する場面や、久子がトラブルに巻き込まれていく様子などが撮影された。ノビ師から足を洗うよう久子が説得するシーンでは、篠原監督の演出に対し、山崎さんと尾野さんが緊迫感あふれる演技で応えた。

 山崎さんは「修一は犯罪者だが、ある意味真面目で曲がったことが嫌い。自分なりのダーティーヒーローを演じたい」と意気込みを語った。篠原監督は「サスペンスだがファンタジーの要素もある作品。物語を通して主人公が過去と向き合い、人間として成長する姿を描きたい」と話した。

 同映画は伊参スタジオ映画祭などでつくる「影踏み」製作委員会が制作。群馬発の映画であることから、上毛新聞社は創刊130周年記念事業の一環として参画している。

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