群馬も変えた「本能寺」 16日に県立女子大でシンポ
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甲冑姿で群馬学連続シンポジウムをPRする県立女子大職員と、ぐんまちゃん

 「本能寺の変」が本県に及ぼした影響を考える第35回群馬学連続シンポジウム(県立女子大主催)が16日、玉村町の同大で開かれる。これまで本県の文化や自然、人物などを取り上げてきたが、他地域との関わりの中で本県の歴史を捉え直す。県立歴史博物館で5月13日まで開かれた企画展「織田信長と上野国」の総括にも位置づけ、博物館と同大の連携を図る一歩とする。

 テーマは「本能寺の変と地域学―群馬・1582年・夏―」。織田信長研究の第一人者である東京大准教授の金子拓(ひらく)さんが「本能寺の変から清洲会議まで」と題して基調講演するほか、個別報告とパネルディスカッションが行われる。

 個別報告は4人が登壇。企画展を担当した同博物館学芸員の青木裕美さんは本能寺の変が本県に伝達された方法について、玉村町教委生涯学習課係長の中島直樹さんは、信長の死を機に北条氏が同町周辺に攻め込んだ「神流川の戦い」を地図に再現して説明する。県文化財保護審議会専門委員の久保田順一さんと栃木県立博物館学芸部長の江田郁夫さんは、それぞれ1582年の上信地域と両毛地域の武将の動きを紹介する。パネルディスカッションは金子さんを含めた5人がパネリストを務める。

 県立女子大群馬学センター准教授で、パネルディスカッションの司会を務める簗瀬大輔さんは「本能寺の変は京都周辺のことだと思われているが、実は群馬の歴史の画期になった」と指摘している。
 午後0時半~4時。参加無料。予約が必要だが当日受け付けも可。問い合わせは同大(電話0270・65・8511)へ。

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