館林城 おいしく築城しました もなかの売り上げを再建資金に
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館林城もなか
「館林城もなか」の商品や包装紙について打ち合わせる田中会長(左)と戸塚さん(中央)ら

 おいしく築城できました―。「館林城の再建をめざす会」(田中茂雄会長)が群馬県館林市内の和菓子店と協力し、城を素材にした和菓子「館林城もなか」を作った。土産物として売り出して知名度を上げ、再建の機運を高めていく。

◎“甘い計画”「お城の知名度向上に」

 会は館林の活性化の起爆剤として城の再建に向けた活動を続けている。田中会長(66)がある時、金沢市のメーカーが作るもなかの種(皮)の中に、館林城の三重やぐらとそっくりの商品を発見した。「館林を代表するお土産になるのでは」と直感し、和菓子店さのや(館林市西本町)の戸塚良和さん(71)にこの種を使った商品化を依頼した。

 完成した「館林城もなか」は高さ約6センチ。小豆のつぶあんと白インゲンの白あんの2種類を用意した。都内でデザイン事務所を運営するグラフィックデザイナーの田中会長が包装紙をデザインし、館林城を紹介する冊子も付ける。1個につき10円程度が再建資金に寄付される仕組みとする。

 7月上旬にさのやで期間限定で販売。今後は市内の和菓子店に参加を募る。もなかの種や包装紙は統一し、あんを各店オリジナルのものにすることで「みんなで盛り上げ、愛される商品」(田中会長)に育て上げたい考えだ。

 田中会長は「“甘い計画”だが、買ってもらうことがお城の知名度向上や再建につながる」と強調。市内に城に関した和菓子はなかったといい、戸塚さんは「これまで気付かなかった。和菓子店が力を合わせられればうれしい」と期待している。

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