渋川市の国重文「焼町土器」 パリの特別展に出品へ
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 群馬県渋川市は9日、国際交流基金と文化庁、東京国立博物館がフランス・パリ日本文化会館で10月17日から12月8日まで開く特別展「縄文」に、同市北橘町の道訓前どうくんまえ遺跡で出土した国指定重要文化財の「焼町やけまち土器」=写真=が展示されると発表した。焼町土器は、2006年にカナダ・モントリオール考古歴史博物館、09年にイギリス・大英博物館で展示された。

 同展は東京国立博物館で9月2日まで開催している「縄文―1万年の美の鼓動」を再構成し、土器や土偶など約50点を出品予定。焼町土器が選ばれた理由について市教委は「他の国重文の焼町土器の中では、最も装飾性が高いためではないか」としている。

 同遺跡は縄文時代中期(約4500~5500年前)の集落遺跡。1996~97年に発掘され、2007年6月に出土品165点が国指定重要文化財となった。焼町土器は高さ62センチ、口径46センチで、人形の文様があり、口縁部から底部まで複雑な模様が丁寧に描かれている。

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