みすゞの生涯、作品 きょうから県立文学館
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金子みすゞ(20歳のころ)
パネルで展示する金子みすゞ自筆の「こだまでせうか」(写真は2点とも金子みすゞ著作保存会提供)

 「私と小鳥と鈴と」などの詩で知られる童謡詩人、金子みすゞ(1903~30年)の作品に触れる企画展が14日、群馬県高崎市の県立土屋文明記念文学館で始まる。26歳で亡くなるまで500編以上の詩を残したみすゞの生涯と作品世界を紹介する。9月24日まで。

 来館者のアンケートで要望が多かったことから、「童謡詩人 金子みすゞの世界―みんなちがって、みんないい。―」と題して企画した。詩や写真のパネルなど約120点を展示。3歳ごろの娘のふさえさんの言葉を書き留めた手帳の実物や、「こだまでせうか」などを収めた3冊の遺稿童謡集の複製も並ぶ。形見の着物は8月16日まで展示する。

 山口・仙崎に生まれたみすゞは家業が書店だったこともあり、幼いころから本に親しんだ。雑誌「童話」で西條八十から高く評価され、活躍した。没後は存在を忘れられていたが、現在、金子みすゞ記念館長を務める矢崎節夫さんが84年に全集を出版。作品が現代によみがえった。

 午前9時半~午後5時。火曜休館。8月14日は開館。一般410円。矢崎さんによる記念講演会が7月22日午後2時から同館で開かれる。定員150人(無料)。問い合わせは同館(電話027・373・7721)へ。

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