記録残す大切さ訴える 「陸軍前橋飛行場」上映で福田元首相
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上映会のトークで記録保存の大切さを語る福田元首相(左)

 太平洋戦争末期、群馬県の旧群馬町(現高崎市)に建設された軍事用飛行場について、当時の住民が残した日記や証言から実像に迫るドキュメンタリー映画「陸軍前橋飛行場 私たちの村も戦場だった」(飯塚俊男監督)の上映会が31日、都内で開かれた。旧群馬町に疎開し、同作に出演した福田康夫元首相がゲストとして登場。「記憶の中にあるものを記録として残してくれた」と映画を評価し、公文書や戦争関連の資料を正しく残す大切さを強調した。

 福田元首相は当時、飛行機を竹やぶに隠す作業を手伝った思い出を紹介。「最近になって初めて知ることも多い。戦争をわれわれは完全に知っているようで知っていない」と映画に登場するような戦争の記憶と記録を継承する大切さを訴えた。映画は軍による文書焼却で戦争資料が少ないことを取り上げ、公文書管理もテーマになっている。

 前橋市の前橋シネマハウスで上映中。問い合わせはパンドラ(電話03-3555-3987)へ。

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