県高校新聞コンクール 高崎が2年ぶり最高賞 読み応えある紙面
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各校の新聞に目を通す審査委員=上毛新聞社

 第32回群馬県高校新聞コンクールの審査会(上毛新聞社主催)が14日、前橋市の上毛新聞社で開かれた。県内13校の新聞部などが制作した新聞が審査され、最高賞の知事賞に高崎が選ばれた。社会問題から身近な関心事まで幅広いテーマを丁寧に掘り下げ、読み応えのある紙面が高く評価された。

 高崎の最高賞受賞は2年ぶり。女性の社会進出やまちづくりなどについて、小渕優子衆院議員、富岡賢治高崎市長、茂木英子安中市長にインタビューした。「上野三碑」やチャリティー音楽イベント、LGBT(性的少数者)など多彩な分野で関係者や現場を取材。高校生のスマートフォン利用実態調査に関する分析記事も掲載するなど、硬軟の話題を織り交ぜて10ページを展開した。審査委員から「問題意識を持って記事が書かれ、紙面としても一つの流れがあった」と評価された。

 第2席の県議会議長賞を受賞した前橋女子は、防災をメインに特集した。避難などに対する生徒アンケートや県民の防災意識に注目し、災害に備える大切さを訴えた。前橋空襲を経験した語り部へのインタビューも行い、当時の悲惨な様子や恒久平和への思いを取り上げた。

 第3席の県教育長賞は高崎女子で、1面に特集記事「18歳成人で成人式はどう変わる」を載せた。成人年齢の引き下げを前に、対応に追われる行政や着物レンタル店の動きを追った。

 各校が昨年8月~今年8月に発行した新聞を対象に、県教委と県高校長協会、県私立小・中・高校協会、県高校文化連盟、上毛新聞社の代表者6人が企画力や紙面構成などを審査した。

 審査委員の阿部和也・上毛新聞社編集局長は「いろいろな場所に出向き、足で稼いで記事を書く姿勢が見られた。懸命に取材した意欲的な新聞が目立った」と全体を講評した。

 表彰式は10月19日、高崎市の高崎シティギャラリーで行われる。

 他の受賞校は次の通り。
▽上毛新聞社長賞 太田女子、高経大附
▽県高校長協会長賞 農大二
▽県私立小・中・高校協会長賞 前橋
▽県高校文化連盟会長賞 吉井、富岡
▽優秀賞 高崎商業、前橋西
▽努力賞 利根商業、健大高崎

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