高山社跡 長屋門の修復完了 分教場時の外観再現
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建物の修復が完了した長屋門

 世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産の一つ、高山社跡(群馬県藤岡市)の長屋門の修復が11日、完了した。保存整備のため、2015年度から屋根瓦のふき替えや壁の塗り直しなど解体工事を実施。養蚕法「清温育」を教える分教場だった明治後半から大正期の外観を再現した。市教委は長屋門内に展示室を設け、資料を紹介する。

 長屋門は長さ20メートル、高さ約5メートル、延べ床面積は105平方メートル。最も特徴的な箇所は屋根最上部の棟部分で、瓦の積み方を当時の「青海波」と呼ばれる手法に再現した。棟両端に上げられた「高山」の名の入った鬼瓦には、瓦の周囲にしっくいを施す「影盛」を設け、当時の姿に戻した。

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