日本初の女医・荻野吟子を映画に ゆかりの地 千代田・光恩寺訪問
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 日本初の女医とされる荻野吟子(1851~1913年)の生涯を描いた映画「一粒の麦」が来秋公開されるのを前に、山田火砂子ひさこ監督(86)ら制作スタッフが6日、ゆかりのある群馬県千代田町赤岩の光恩寺を訪れた。寺に移築されている吟子の生家の長屋門を下見し、長柄行光ながら ぎょうこう住職に撮影を申し入れた。

 吟子は千代田町から利根川を挟んだ対岸、埼玉県熊谷市俵瀬の名主の五女として生まれた。18歳で嫁いたが、夫から性感染症をうつされ離婚。男性医師に囲まれた治療に屈辱を覚え、医師になろうと決意した。女子高等師範学校(現お茶の水女子大)などで学び、34歳で医術開業試験に合格。本郷湯島で開業した。吟子の生家にあった長屋門は分解され、川を渡って同寺に移築された。

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