感謝込め1万2000個 点字用紙でベル作り 前橋の小井土さん
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
手作りのベルを手に笑顔の小井土さん

 使用済みの点字用紙を再利用した小さなベルを、目が不自由な前橋市の女性が手作りし、周囲に贈る活動が反響を呼んでいる。これまでにおよそ1万2000個を病院や福祉施設、幼稚園、学校など10カ所以上にプレゼント。贈り先からの感謝は女性にとって励みになり、優しい音色は思いやりの心を広げている。

 作るのは同市西片貝町の小井土芳枝さん(74)。視力が徐々に低下する網膜色素変性症のため、52歳で失明した。ベルは針金を芯にして点字用紙の切れ端を何重にも巻き、中央をくぼませて鐘の形に成形。内部に鈴を取り付けている。夫の治利さん(75)がカラフルに色を塗り、愛らしい柄のマスキングテープで縁取るのが特徴だ。大きさを試行錯誤し、治利さんと良い音が鳴る鈴を探し求めた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事