花粉症シーズン本格化 機能性コートや眼鏡… 商戦が活発化
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花粉が付着しにくい素材の春用コートを提案する高崎高島屋

 花粉症シーズンが本格化し、対策商品を扱う売り場が活況だ。群馬県内小売店はマスクや薬をはじめ、おしゃれを楽しみながら効果が期待できる洋服、手軽に取り入れられる食品などを提案。症状に悩む消費者を取り込もうと品ぞろえを充実させている。

 高崎高島屋(高崎市)は、素材と製法にこだわった春用コートを用意する。男性向けブランド、スコッチハウスのコート(税別4万6000円)は、繊維メーカー帝人フロンティアの素材を使い、ポリエステルの細い糸で凹凸なく織られた生地が特徴。花粉が滑り落ちるすべすべとした質感になっている。

 女性向けブランドでも同様の機能を備えたコートが目立つ。同店は「素材重視で商品を探すお客さまが多い。機能性に対する評価が高い」と勧める。

 「メガネのイタガキ」を展開する板垣(伊勢崎市)は、レンズと目の隙間から花粉が入らない構造にした眼鏡の販売が好調だ。1800円(税別)から購入でき、7色のカラーバリエーションや、度付きレンズの交換にも対応。マスクを着ける人向けのレンズの曇り止めも売れている。

 ホームセンターのジョイフル本田新田店(太田市)は、使い捨てマスクや肌に優しい素材のティッシュを中心に売れ行きが好調。マスクの外側に塗って花粉対策を強化できるスティック状のクリームや、顔に直接吹き付けて花粉を防ぐスプレーも人気という。

 「マルエドラッグ」を展開するクスリのマルエ(前橋市)は「花粉到来前に準備をした人が多いようだ」と今年の購買傾向を分析。症状を抑える効果を期待した抗アレルギー薬は3月初旬に販売数を伸ばした。

 今後は服用薬と併用できる食品や目薬、点鼻薬の販売を強化する。新たに入荷したサプリメント「じゃばらセラピー」(税別498円)は、抗アレルギー成分といわれるナリルチンを多く含む果物「ジャバラ」を使用。水なしで飲めるタブレットタイプで需要が高い。

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