ワークマン 快進撃 カジュアル路線好調 プラス初出店から半年
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21日にオープンした「ワークマン・プラスららぽーと甲子園店」

 群馬県に本社を置く作業服専門店チェーンのワークマン(伊勢崎市柴町、栗山清治社長)が展開する、カジュアルな商品を前面に打ち出した新業態店「ワークマン・プラス」が好調だ。初出店から半年がたつ中、売り上げは堅調に推移し、2019年3月期の業績予想を過去最高に上方修正するなど、けん引している。今月には西日本で4店を同時に開店するなど出店攻勢を強めており、さらなる成長へアクセルを踏み込む。

◎西日本で4店同時オープン PB商品人気に火

 西日本で4店同時に開業した21日。ららぽーと甲子園店(兵庫県西宮市)には200人以上の行列ができ、終日入場規制がかかるほどの盛況だった。来客の半数以上は女性で、ワークマンのイメージとは一線を画した。

 「プラス」の1号店は昨年9月、ららぽーと立川立飛店(東京都立川市)として登場。メディアでも話題となり、相乗効果で既存店も売り上げを伸ばした。これを受け同社は19年3月期の業績予想で売上高に当たる営業総収入を639億円、純利益を95億円と、いずれも過去最高に上方修正した。

 20年3月までに「プラス」を新規で45店、改装で13店の計68店開業する計画で、「まずはチェーンストアの新業態として確立できる100店を目指す」と意気込む。

 同社は作業服の製造で培ったノウハウを生かし、カジュアルにも着られるアウトドア商品「フィールドコア」や、スポーツ商品「ファインドアウト」といったプライベートブランド(PB)商品を既存店で販売してきた。

 「高機能かつ低価格」が支持され顧客層が広がったことから、アパレルブランドを意識した陳列や内装を取り入れた「プラス」をショッピングセンターに出店。PB商品の人気に火が付いた。

 同社によると、アパレル業界では、高機能かつ低価格の商品群は空白市場で、市場の潜在規模は4000億円に上る。同社はこの領域でシェア25%を目標に掲げる。

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