《2019統一戦》入浴割引、眼鏡フレーム半額… 投票者へ商業サービス
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館内で「選挙割」のサービスを周知する京ケ島天然温泉湯都里

 統一地方選前半戦となる県議選の告示を受け、群馬県内企業が投票率向上を後押しするサービスを打ち出している。投票したことが証明できれば商品や利用料を割引にする。選挙に対する有権者の注目度を高め、地域貢献にもつなげようとしている。

 入浴施設の「京ケ島天然温泉湯都里」(高崎市)は県議選投開票日の7日まで、「選挙割」のキャンペーンを実施している。投票所で申し出ると受け取れる投票済証明書か、投票所の入り口にある看板と投票者が一緒に映っている写真を提示するとサービスが受けられる。

 入館料(中学生以上)の平日946円、土・日曜1108円を割り引きして649円にする。期間中は何回でも割引が適用される。

 選挙に合わせたキャンペーンは2017年10月の衆院選以来2回目。同施設は「どの世代も有権者として政治、経済、社会の動きに関心を高めるきっかけになればうれしい」としている。

 桐生市とみどり市で眼鏡店「メガネハウスめいしゅう」を展開するメガネハウス(桐生市)は、湯都里同様の条件で眼鏡フレーム全品を半額にする。割引期間は4月末まで。野口明秀社長(67)は「投票率上昇は街の活性化につながるはず」と狙いを話す。

 選挙権が18歳に引き下げられて初めての統一地方選ということにも注目し「初めて投票に行く18歳もいるだろう。投票の思い出に買い物を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 県選挙管理委員会によると、投票済証明書は市町村選管が発行し、一部の選管では発行しないこともある。投票者への割引サービスは、特定の候補者を応援するなどの内容でなければ法律に抵触せず「投票率アップに向けた取り組みはありがたい」としている。

 全国でも同様の動きが出ている。関西を中心にオーダースーツ専門店を展開する「ツキムラ」(大阪市西区)は3日、4月中に投開票がある統一地方選の投票済証明書を肥後橋店(同区)に持参した18歳を対象に、オーダースーツを半額で販売すると発表。大阪府外の統一地方選の投票済証明書でも構わないという。

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