「群馬のドイツ村」 前橋・クローネンベルクが閉園へ
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閉園することがわかった前橋市の赤城クローネンベルク。春にはスイセン、秋にはキバナコスモスが美しい景色を描くテーマパークとしても知られていた(2015年10月14日付より)

 ドイツの農村をイメージした群馬県のテーマパーク「赤城クローネンベルク」(前橋市苗ケ島町)を運営する赤城高原開発(同所、諸田稔社長)は31日、11月末で同園を閉園すると発表した。個人消費の低迷などを背景に入園者数の減少が続き、運営継続は困難と判断した。

◎社員とアルバイトはグループ企業再雇用図る
 跡地は養豚業の林牧場(桐生市新里町赤城山)に売却する。林牧場は本社事務機能を移転するほか、社員の研修施設として活用する方針。

 同園は1994年開園。動物との触れ合い体験に加え、自家製ソーセージや地ビールなどの飲食が楽しめる施設として人気を集め、2008年には約19万人が入園したが、近年は客足が伸び悩んでいた。

 運営する赤城高原と親会社のファーム(愛媛県西条市)は昨年6月、東京地裁から民事再生手続きの開始決定を受け、同12月には人材・教育ビジネスなどを展開するワールドホールディングス(福岡市)をスポンサーに迎えるなど、早期の事業再生を目指していた。

 赤城高原は社員26人とアルバイトについて意思確認しながら、グループ会社での再雇用を図るという。

 前橋商工会議所の曽我孝之会頭は「特色ある観光施設で人気があっただけに非常に残念」と話した。

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