冷凍たこ焼きの生産倍増で販路拡大へ 築地銀だこのホットランド
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増設された焼き台で冷凍たこ焼きを製造する従業員

 たこ焼き専門店「築地銀だこ」を全国展開するホットランド(東京都中央区、佐瀬守男社長)は冷凍たこ焼き事業を強化する。外食産業の需要増を見込み、桐生工場(群馬県桐生市広沢町)の生産ラインを増設して生産量を約2倍に引き上げた。将来的にさらなる増設も視野に入れており、販路拡大につなげる。

◎カラオケやネットカフェで需要増
 同社は事業拡張を図るため外食産業への商品販売を新たな戦略に盛り込み、2017年10月に冷凍たこ焼き事業に参入。たい焼きのあんやアイスクリームを製造する桐生工場の敷地内に専用工場を新設し、同月に稼働を開始した。

 冷凍たこ焼きの生産ラインでは、これまで月間60万~70万個を製造していた。納入先のカラオケ店やインターネットカフェなどで需要が高まったことから、ラインの増設に踏み切った。
 今回の増設で専用のたこ焼き台を従来の40台から54台にした。焼き台を使って手作業で焼く従業員も10人増の35人態勢にしたことで、生産量は従来の約2倍となった。

 冷凍たこ焼きは、コシダカ(前橋市)が運営するチェーン店「カラオケまねきねこ」の全店舗で17年12月から取り扱われている。18年12月には旅客機の機内食にも採用された。一部地域のコンビニで実験販売されるなど、販路は徐々に拡大している。

 ホットランドはさらなる販売増を見込み、同工場の強化を続ける方針。将来的には焼き台を72台にまで増やし、関連従業員を50~60人にする計画という。同社の広報担当者は「創業地の桐生で店舗と変わらないこだわりの冷凍食品を製造していきたい」としている。

 桐生工場は00年5月に旧本社敷地内に開設した。延べ床面積は571平方メートルで、現在56人が働いている。

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