スバル3年連続減益 3月期決算 リコール費用が圧迫
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 本県に国内唯一の自動車生産拠点を持つSUBARU(スバル、東京都渋谷区、中村知美社長)が10日発表した2019年3月期連結決算は、純利益が前期比32.9%減の1478億円で3年連続の減益となった。売上高は2.2%減の3兆1605億円。販売台数減のほか、大規模リコール(無料の回収・修理)に関する費用が収益を圧迫した。20年3月期の純利益は2100億円、売上高に当たる売上収益は3兆3100億円を見込む。

 19年3月期決算は、本業のもうけを示す営業利益が48・5%減の1955億円。中村社長は都内で記者会見し「大変厳しい結果となったが、重点市場の米国販売は堅調。スバルの『稼ぐ力』は落ちていない」と話した。品質管理の改善に向け、取り組みを強化する考えも述べた。

 20年3月期の見通しは、主力の北米市場を中心に販売台数が回復し、全世界販売台数が105万8千台となると想定。大規模リコールなどでかかった諸経費減も見込んだ。20年3月期から国際会計基準(IFRS)を適用するため、日本基準の前期実績との比較は示していない。

 決算発表は10日午後1時の予定だったが、午前9時55分ごろに誤って自社ウェブサイトに決算短信などを掲載するミスがあり、東京証券取引所での決算開示を午前10時25分ごろに前倒しした。同社は、コンピューターの誤操作が原因としている。

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