キャンピングカー 10年で倍増 軽自動車ベース 中古で手軽に
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愛用するキャンピングカーの前で「気楽さや気ままさが魅力」と話す木村さん

 キャンピングカーが人気だ。日本RV協会の調査によると、国内の総保有台数は2017年に10万6200台となり、10年前からほぼ倍増した。軽自動車をベースに価格を抑えた「軽キャンパー」の登場や中古車市場の活況を背景に、活動的なシニア層やペットを家族として捉える人たちが活用しており、群馬県内でも愛好者が増えているようだ。

 「一度乗るとやめられない。この空間にいるだけでリフレッシュになる」。昨年購入した愛車の前で話すのは前橋市の医師、木村裕明さん(59)。7年ほど前に車でけん引するトレーラータイプを購入したのが最初で、現在の米国車は4台目だ。パートナーと愛犬3匹との旅が定番で、「いつでも、どこへでも予約なしで出掛けられる」と魅力を紹介する。旅先で目立つのは中高年やペット連れという。

 キャンピングカーの製造販売と修理を手掛けるフィールドライフ販売(渋川市中村)の展示場「キャンピングカーパーク」には、国内外の新車と中古車計20~30台が並ぶ。営業の大石純也さんは「ここ2、3年で急に受注が増えた」と話す。

 以前は、軽キャンパーを納車するまでに2、3カ月かかったが、最近は半年から1年待ちの状況が続いている。手頃な価格の車両が増え、「若い人や興味のある人が手を出しやすくなった」と説明する。

 レンタカーでより手軽に楽しむ人たちも。全国に24店舗を展開するフジカーズジャパンの高崎店(高崎市倉賀野町)では週末や連休の利用が多く、大型連休の予約は1月にほぼ埋まった。7、8月の夏休みシーズンも既に予約が入り始めている。店長の菅野顕さんは「自家用車とは切り分け、レジャーの一つとして借りる若い人が多い」としている。

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