移転後のぐんまちゃん家 来店4割減も客単価向上 売り上げ維持
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家」は昨年6月に現在の場所へ移転、翌7月に全面開業した(2018年7月26日付より)
 

 昨年6月に移転した東京・銀座のぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん」について、同年8月~今年3月の来店者数が前年同期比42%減の21万7000人にとどまったことが12日までに、群馬県のまとめで分かった。歌舞伎座前の好立地にあった旧店舗に比べて大通りに面していないことが影響した。一方、女性客比率が高まるとともに、客単価の向上により売り上げはほぼ横ばいとなった。

◎20代以下の若年層比率もアップ
 県広報課によると、売上高は前年同期比4%減の9700万円。物販スペースが広がって展示する品数が増え、高価格帯の商品を扱うようになったことなどから1人当たりの購入単価は約1.4倍に上昇したという。

 ぐんまちゃん家によると、昨年秋に店舗内で実施したアンケートでは、旧店舗時代の2016年度に55%だった女性比率が79%に上昇。20代以下の若年層の比率も12%から40%へと伸びた。移転によって大通りから離れた一方、オフィスビルが多い立地となったため、仕事帰りの女性客が増えたとみている。一方、旧店舗では59%だったリピーターは、32%に低下した。

 ぐんまちゃん家の町田裕之所長は「認知度向上が目下の課題。会員制交流サイト(SNS)だけでなく、在京テレビ局や雑誌媒体などを活用して引き続きPRに取り組み、存在感を高めたい」とした。

 今月上旬に来店していた都内の60代女性2人は、時間をかけて店内を見て回り、県産食品やぐんまちゃんグッズを購入した。2人は「来たのは初めて。こんな場所があるとは知らなかった。今日ポイントカードを作ったので、また来たい」と話していた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事