館林に初の見学施設 カルピス 発売から100周年でアサヒ飲料
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カルピスの東日本製造拠点である群馬工場では夏に期間限定で「ひみつ探検隊」を実施。子どもたちが工場見学やオリジナルメニューをつくるなど体験学習をしている(2016年8月26日付より)

 アサヒ飲料(東京都墨田区、岸上克彦社長)は10月、東日本最大の生産拠点となる群馬工場(館林市大新田町)に、同社として初めての常設見学施設「『カルピス』みらいのミュージアム」を開設する。今年100周年を迎える主力製品「カルピス」をテーマにした施設として、幅広く来場を呼び掛け、ブランドイメージ向上につなげる。

◎開発までの三島海雲の体験 アニメで上映
 同社は見学施設の新設に10億円を投資。施設内にシアターを設け、カルピスの生みの親として知られる故・三島海雲氏(1878~1974年)の開発体験に基づいたアニメーションを上映し、カルピス誕生までの経緯を紹介する。

 アニメーションは、日本を代表する作画監督の小田部羊一さんがキャラクター原案を担当。三島氏役の声は俳優の松田洋治さんが務める。

 シアター以外の施設の詳細は明らかにされていないが、同社によると、カルピスができるまでの工程や、そのおいしさを体感できる施設にする方向で検討している。

 同社を傘下に持つアサヒグループホールディングス(HD、東京都墨田区)の広報担当者は「地域経済に貢献できるように、日本中から見学者が訪れるような魅力的な施設にしていきたい」と話している。

 群馬工場はカルピス食品工業(後のカルピス)の主要な生産拠点として1972年に操業を開始。2012年に同社がアサヒグループHDの子会社になったのに伴い、17年にアサヒ飲料の直営工場となった。現在は、東日本全域のカルピス製造を担っている。

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