参院選向け公開討論会 高崎
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活発な意見が交わされた公開討論会=高崎市市民活動センター・ソシアス
斎藤敦子氏
清水真人氏

 参院選群馬選挙区(改選数1)に出馬を表明している自民党公認の清水真人氏(44)と、立憲民主党公認の斎藤敦子氏(51)は18日夜、群馬県高崎市内で開かれた公開討論会(高崎青年会議所主催)に出席し、財政や税制の改革、地域福祉の問題などについて主張を戦わせた。政権を担う自民と野党結集を目指す立民の意見の違いが鮮明となり、来場者は約1時間の論戦に耳を傾けた。

◎与野党 主張違い鮮明

 政治を志した経緯について、清水氏は「親や親戚に議員はいなかったが、地域を良くしたいとの思いで28歳で市議に立候補した」と自己紹介。県議を含む16年間の歩みと実績に触れ、日本の歴史や伝統文化を尊重する自身の理念を訴えた。

 斎藤氏はシングルマザーとして苦労して子育てした経験を紹介。これまでの人生のさまざまな場面で、「政治がもう少し応援してくれたり、手を差し伸べてくれたらいいのに」と思った経験を胸に、立候補を決意したことを説明した。

 「目指すべき群馬県のビジョン」についての問いかけに対し、斎藤氏は「現在の社会は株価などの数字に踊らされ、強い者、大きな者が権限も裕福さも抱え込んでいる」と指摘。格差を是正し、県民が幸福を実感できる社会の実現が第一だとして、安心して子どもを産み育てられる環境づくりなどの必要性を訴えた。

 これに対し、清水氏は「安心安全を守るためにも、正しい危機感を持つことが大切だ」と主張。国民と国土を守るための防衛整備や国土強靱化(きょうじんか)を進めた上で、強い経済をつくるため、中小企業や小規模事業者への支援の必要性を強調した。

 会場には約120人が来場。設問とともに「消費税が上がると思うか」「これから必要な教育とは」などの問いが来場者にも投げ掛けられ、その反応も踏まえながら討論が進められた。

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