ダブル選 県民の審判は… きょう知事選・参院選 投開票
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(届け出順に左から)知事選に出馬した石田清人氏、山本一太氏
(届け出順に左から)参院選に出馬した清水真人氏、斎藤敦子氏、前田みか子氏

 24年ぶりに同日程となった群馬県知事選と参院選は21日投票され、即日開票される。知事選はともに無所属の2新人が激しい舌戦を展開。参院選群馬選挙区(改選数1)は与野党の公認候補ら3新人が政策を戦わせた。選挙戦最終日の20日も、各陣営は駅前など人出の多い場所を巡り、最後の訴えに声を枯らした。投票は午前7時から県内925カ所の投票所で行われ、午後8時までに締め切られる。大勢判明は知事選が午後10時半ごろ、参院選群馬選挙区が同11時半ごろの見通し。

《知事選》「政治変える」「民意の力を」
 知事選は県労働組合会議副議長の石田清人氏(62)=共産党推薦=と、元沖縄北方担当相の山本一太氏(61)=自民・公明両党推薦=が県政の新たなリーダーの座を巡って論戦を繰り広げ、20日もそれぞれ各地で気勢を上げた。

 石田氏は選挙カーで高崎市を回り、商業施設や公営住宅前で教育や福祉の充実を訴えた。最後は前橋市に戻り、選挙事務所での演説で戦いを締めくくった。

 事務所では、県民の願いを受け止める政策を実現し、若者の政治への信頼を取り戻すと強調。「政治が暮らしを直接応援するものだと実感できるようにする。知事になることで、政治が変えられることを示せる」と支持者らに語り掛けた。

 山本氏は伊勢崎市からスタートして前橋、高崎両市を遊説。選対目標の「60万票」の獲得に向け、支持を呼び掛けた。

 JR高崎駅西口での決起集会には、自民党県連所属国会議員や自民、公明両党の県議、市議、大勢の支持者が集結。買い物客も見守る中、山本氏は「民意という推進力をいただき、私に思う存分リーダーとして活動させていただけないだろうか」と力を込めた。

《参院選群馬選挙区》3氏、街頭で懸命の訴え
 参院選群馬選挙区は、自民党公認の清水真人氏(44)=公明党推薦、野党統一候補で立憲民主党公認の斎藤敦子氏(51)=国民民主・社民両党推薦、政治団体「NHKから国民を守る党」の前田みか子氏(47)の3新人が立候補し、清水、斎藤両氏による事実上の与野党一騎打ちの構図となった。

 清水氏は20日、前橋市を皮切りに、遊説を交えながら各地で決起大会を開き、支持を呼び掛けた。

 地元高崎市では4カ所で決起大会を開催した。JR高崎駅西口では市議、県議としての実績をアピールし、農業振興や幼児教育充実などを推進すると力説。「安定した政権が安定した政策を生み、国民の安定した暮らしにつながる」と自身や党への支持を訴えた。

 斎藤氏は同日、地元前橋市を中心に遊説した。午後2時すぎには、市内の大型商業施設前で街頭演説。「全力で消費増税を阻止したい」「年金制度改革に真正面から取り組みたい」と与党との対決姿勢を強調し、買い物客らに訴えた。

 野党5党派と市民団体も集結し、共闘の熱気を演出した。政策を語った後、「もう一歩の支援を伏してお願いする」と頭を下げた。

 前田氏は同日、前橋市内などで街頭演説した。午後1時すぎ、JR前橋駅前で「見ていなくても一律に請求されて、かなり不平等だ」と、NHKの受信料制度を批判。契約者だけが視聴できる「スクランブル放送」を実現すると訴えた。

 現在の国会でNHKの受信料の議論がないとして、「NHK問題を訴える唯一の政党だ」と説明。比例でも支持を呼び掛けた。

◎「大切な一票 積極的行使を」 県選管がコメント
 松本修平県選挙管理委員長と、山田謙治県明るい選挙推進協議会長は21日の知事選、参院選の投票日に当たり、連名で談話を発表した。選挙への参加は、望ましい県政や国政の方向を選択するために必要とした上で、「全ての有権者の皆さんが積極的に投票に参加し、自由な判断によって大切な一票を行使されますよう希望します」としている。

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