前橋市長選 動き急 中島氏が出馬固める 来年2月予定
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中島資浩氏

 任期満了に伴い、来年2月に予定されている前橋市長選で、市議の中島資浩(もとひろ)氏(48)=江田町、5期=が出馬の意向を固めたことが6日、分かった。出馬の意思が明らかになったのは中島氏が初めて。現職の山本龍氏(60)=大手町=は現在のところ、出馬への態度を明らかにしていないが、一部団体が独自の候補者擁立を目指した準備を始めており、半年後の市長選を前にした動きが活発化している。

 中島氏は上毛新聞の取材に、支援者と調整中としながらも、「前橋の持続可能な将来を見据えた政策が打ち出されておらず、強い危機感を抱いた。市民とともに考え、市民の思いが届く市政を実現し、県都を再生したい」と語った。

 住民投票条例の制定や市民会議の設置を考えているという。近く記者会見を開いて正式に出馬表明する。

 中島氏は市議を経て2005年の群馬県議補選で当選。その後、07年県議選で落選したが、09年の市議選で返り咲き、3連続でトップ当選している。市議会議長、関東市議会議長会長などを務めた。高崎経済大大学院修了。

 山本氏は「現時点で話せることは何もない」とした。ただ、3選に向けた出馬に期待する支援者の声もある。共産党などでつくる団体「民主市政の会」は独自の候補者擁立に向けて準備している。ほかにも、保守系の元国会議員などに出馬を模索する動きがある。

 選挙戦になれば、前橋赤十字病院跡地の「CCRC(生涯活躍のまち)構想」や中心市街地の再開発など、2期8年の山本市政の評価を中心に、県都の再興や人口減少対策が争点となりそうだ。

 16年の前回市長選は山本氏が新人を破って再選した。

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