民間アドバイザーと首席補佐官に3氏 山本知事が構想固める
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ネット番組で菅官房長官と語り合う山本知事(左)=8/19日午後、高崎市(代表撮影)(8月20日付紙面より)
左から片貝和晶氏、森原誠氏、宇佐美友章氏

 群馬県の情報発信や政策立案の強化に向け、外部人材などの活用を検討していた山本一太知事は29日までに、民間人ら3人をアドバイザーや補佐官に据える構想を固めた。ネットメディア戦略アドバイザーに、番組制作などを手掛けるREDMusic(東京都)代表の宇佐美友章氏(55)、政策アドバイザーには民間シンクタンク「青山社中」(同)COO(最高執行責任者)の森原誠氏(39)を起用。知事を補佐する「首席補佐官」も新設し、県財政課次長の片貝和晶氏(48)を抜てきする。

◎民間アドバイザー起用で政策実現へ
 関係者によると、アドバイザー2人は非常勤とし、首席補佐官は現状の仕事と兼務する方向。山本知事は副知事2人の刷新と併せ、アドバイザーを月内に任命する意向を示していた。近く正式発表する。

 ネットメディア関連では既に知事直轄の「G―SNSチーム」が立ち上がり、広報課と秘書課の担当職員が会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信に力を入れている。動画スタジオを県庁32階展望ホールに整備する方針も打ち出しており、今後はより効果的な情報発信に向けた戦略づくりが欠かせない。

 山本知事は自身のネット番組「直滑降ストリーム」や、PR動画の制作などで以前から宇佐美氏と交流があり、長年の信頼関係を踏まえてアドバイザーへの就任を打診したとみられる。

 政策を巡り、山本知事は国内外の先進事例を研究する部署横断的な取り組みを進める方針を示しており、森原氏に関わってもらいながら「群馬モデル」となり得る施策を模索する。

 首席補佐官は知事と幹部らによる協議に立ち会い、知事をサポートする役割を担うとみられる。

 宇佐美氏はニコニコ動画の番組制作など音楽を軸にしたメディアプロデュースを手掛け、ネット技術コンサルティング企業「未来検索ブラジル」の企画部長も務めている。広島大中退。

 森原氏は総務省を経て企業に転職。ボストンコンサルティンググループのアソシエイト・ディレクターの肩書も持つ。東京大卒、米国UCLA法科大学院修了。

 片貝氏は1995年に県庁に入庁。企業局総務課財政係長、総務部財政課交付税係長などを歴任し、2018年4月から現職。筑波大大学院環境科学研究科修士課程修了。

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