災害に備え商品充実 防災週間でホームセンター
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味も良い非常食が売れている=カインズホーム伊勢崎店

 「防災週間」(8月30日~9月5日)に合わせ、群馬県内のホームセンターなどが関連商品を売り込んでいる。全国で大雨や地震による大規模災害が発生し、本県でも浅間山が小規模噴火する中、万が一への備えを周知。専用カタログを作成したり、売り場を拡張したりして、消費者に購入を促している。

 カインズホーム伊勢崎店(伊勢崎市)は防災グッズ約350点が一覧できるカタログを用意。大規模なコーナーを常設し、非常食から衛生用品まで幅広くそろえる。

 非常食は以前、乾パンが売れていたが、最近はおいしさも重視した商品に人気が集まる。プライベートブランド(PB)商品では、水やお湯を加えるだけで食べられる五目ごはん、山菜おこわ(各358円)が好評。レトルトパックで、温めなくてもすぐに食べられる「イザメシ」のサバ味噌みそ煮(528円)なども売れ筋という。

 家具転倒防止用のポール(1080~1680円)やガラス飛散防止用のフィルム(798円)は継続的に出ており、アウトドアにも使える折り畳みの水タンク20リットル(598円)も売れている。担当者は「地震や災害で欠品になる商品もある。日頃から備えてほしい」と呼び掛ける。

 ジョイフル本田新田店(太田市)は専用チラシを作成し、アピールしている。非常食では尾西食品の携帯おにぎり(税抜き202円)の販売が好調。保存期間は5年間で、水やお湯を注ぐだけで食べられる。「シャケ」「ワカメ」「五目おこわ」などの味がある。

 照明の売れ行きもいい。カシワのLEDソーラーランタン(同1834円)は通常小さく折り畳めるが、使う際にはビーチボールのように膨らませる。髪が洗えない時にシャンプー代わりに髪を拭くピジョンのふくだけ簡単シャンプーナップ(同369円)などの衛生用品も取りそろえている。

 セキチュー(高崎市)では保存食や懐中電灯などをセットにした防災リュックが人気。水などを注ぐと食べられるアルファ化米(乾燥米飯)を製造販売する希望食品(藤岡市)は「(防災用品は)これまでは『地震への備え』というイメージが強かったようだが、豪雨などの災害もあり、年間を通して需要がある」としている。

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