山本知事が行財政改革に本腰 中期財政見通しを公表へ
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 県財政の健全性確保などに向け、山本一太群馬県知事は24日の県議会一般質問で、庁内チーム「行財政改革推進タスクフォース」を近く立ち上げる考えを明らかにした。県有施設の在り方の見直しをはじめとする改革に取り組む。県として初めて3~5年の「中期財政見通し」もまとめ、10月にも来年度当初予算編成方針とともに公表し、安定的な財政運営への指標とする。

 県財政は近年、少子高齢化の進展に伴い、社会保障関係経費が増大傾向にある。財源の不足分を県債発行で補う状況で、臨時財政対策債を含む県債残高は1兆2000億円以上。財政調整基金を取り崩しながらの予算編成が続き、積立基金の年度末残高は、1990年以降でピークだった92年度に870億円に上ったが、2017年度は130億円まで目減りした。借金に頼らずにどの程度、政策経費を賄えているかを示す基礎的財政収支(プライマリーバランス)は本年度当初予算編成段階では、臨財債を除く算定で19年ぶりに赤字に転じた。

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