知事肝いりの動画スタジオ 1.2億円は必要? 県議会で質問集中
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
先月10日の記者会見で9月補正予算案の説明をする山本知事。動画スタジオも主な新規事業に盛り込まれた(9月11日付より)

 2日の群馬県議会総務企画常任委員会で、県が県庁32階に計画する動画スタジオについての質問が集中した。建築工事や機材購入などに約1億1700万円を見込む山本一太知事肝いりの新規事業。情報発信の強化に期待する意見が大半だったものの、予算額の適正さや整備効果などさまざまな角度から委員が発言した。

◎賛成多数で可決も7人が相次ぎ質問
 計画では、展望ホール南西側にスタジオ部分(28.8平方メートル)とミキサー室(19.2平方メートル)を一体的に整備する。県政情報や県の魅力に関する動画、県産品のPR動画などを制作し、インターネットでの生放送にも対応。来年4月の運用開始を目指している。

 こうした概要説明に対して7人が相次いで質問。ある委員は「新たな取り組みに大いに期待する」としながらも、事業費が適正なのかをただした。県側は既存スペースに新たな部屋を造るため、防災設備や空調設備の大幅な改修が必要になるなどと答弁した。

 委員会はスタジオ整備の関連費用を盛り込んだ本年度一般会計9月補正予算案(同委員会付託分)を賛成多数で可決した。反対した委員は「本当に必要なのかという県民の声が結構寄せられている。1億円以上かけるのは拙速ではないか」と批判した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事