伊勢崎市バス 11路線に再編 境南部を増設 島村観光をカバー
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 群馬県の伊勢崎市地域公共交通会議(会長・大島登志彦高崎経済大教授)は6日、市が運行するコミュニティーバス「あおぞら」を現在の10路線から11路線に再編するなどの変更案を承認した。境地区南部地域を運行する路線を増設し、利便性の向上を図る。運休中の境島村観光シャトルバスの地域もカバーする。2020年度後半の実施を目指す。

 変更案によると、市民病院と島村蚕のふるさと公園を結ぶ現在の「境シャトル」を分離。東武伊勢崎線境町駅を発着点に、島村地区を往復する便と、駅の南側を巡回する便を5便ずつ運行する。新路線は10人程度が乗れるワゴン車を導入する計画。道幅が狭く、従来のバス(34人乗り)では通れなかった境小此木などもルートに含まれる。

 境島村観光シャトルバスは、世界文化遺産の田島弥平旧宅へのアクセス向上を目的に14年度に正式導入。土日と祝日限定で運行してきたが利用者が減少し、今年4月から運休している。路線新設に伴い、現在の境シャトルは路線距離を6.5キロ短くし、平日の便数を4便から5便に増やす。

 高校生の利用が多い「赤堀シャトル」は平日9便に増やす。鉄道や他の路線バスとの接続も考慮する。

 あおぞらは08年度から10路線で無料運行してきたが、18年度に有料化。市民からの要望や利用状況を踏まえて今回の変更案をまとめた。18年度の利用者数は30万2558人。市交通政策課は「利便性を向上させ、以前と同じ35万人程度にしたい」としている。

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