SUBARU 5Gで自動運転制御 ソフトバンクと共同研究開始
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 群馬県に国内唯一の自動車生産拠点を置くSUBARU(スバル、東京都渋谷区、中村知美社長)と通信大手のソフトバンク(同港区、宮内謙社長)は10日までに、高速大容量の第5世代(5G)移動通信を活用し、安全運転支援や自動運転の制御に関する共同研究を始めると発表した。インターネットによる通信機能を備えた「コネクテッドカー」と5Gの親和性を検証し、交通事故防止に向けた活用法を探る。

 共同研究は今冬から、北海道美深町にあるスバル研究実験センター美深試験場で実施。テストコース内に5Gと、セルラーV2Xと呼ばれる車両用の通信システムを整備し、通信基地局と複数台の車両をネットワークでつなぎ、互いの位置情報などを確認することで衝突事故や追突事故を回避する技術開発を進める。

 コネクテッドカーの分野でソフトバンクが共同研究に取り組むのはホンダ(東京都港区)に次いで2例目。ソフトバンクによると、将来的にはスマートフォンを持った歩行者や、信号機などの交通インフラとも通信をつないで事故を防止する実験も視野に入れている。同社は「互いの技術を持ち寄って実りある研究にしたい」と話している。

 スバルは来年、同社初となるコネクテッドカーを発売予定で、同分野でトヨタ自動車(愛知県豊田市)との連携を強化する方針を打ち出している。ソフトバンクとの共同研究については「トヨタとの連携と並行して研究を進める。運転支援システム『アイサイト』で培った先進安全技術を進化させる」としている。

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