人工ボディー製作エピテみやび(甘楽) 起業支援へ教室
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教室で百合草さんを指導する田村社長(右)=東京・東日暮里

 事故や病気で指先、乳房などを失った人向けの人工ボディー「エピテーゼ」を手掛けるエピテみやび(群馬県甘楽町善慶寺、田村雅美社長)は東京・東日暮里の東京支店で教室事業を始めた。求めるレベルに応じて基礎や本格的な技術、起業のノウハウなどを少人数制で指導。エピテーゼの普及と女性の起業支援につなげる。

 教室は全6コース。技術を学びたい人には材料の使い方、手の動かし方を学ぶ基礎コースをはじめ、自分やマネキンを相手に「着け指」や「着け胸」を製作するコース、人間を相手に実際にエピテ―ゼを作るコースがある。

 開業を目指す人のためにビジネスマナーや経理、顧客開拓のノウハウを指導する起業コース、同社が受注した仕事を手掛ける「のれん分け」用のパートナーコースも用意した。

 製作時に相手の身体を触ることから当面の受講生は女性限定とする。入会金2万円のほかテキスト代、材料費が必要。その上で各コースの受講料が2時間当たり2万円程度(税別)となっている。

 教室で学んだ栃木県の歯科技工士、百合草春佳さん(38)は「(身体の一部を失って)悩みを抱える人の心を技術で支える点が印象的で学ぼうと思った」と話していた。

 田村社長は「子育て中の女性が自宅で仕事し、収入増につなげることも可能。女性の働く場拡大に貢献したい」と話している。

 問い合わせは同社(050-5866-9795)へ。

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