イノベーション生み出すスペースへ 県庁32階を大幅刷新
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 4月に動画・放送スタジオを開設する群馬県庁32階展望ホールについて、県は6日、多くの人が集う創造的な空間として刷新する計画を明らかにした。カフェスペースを設けるほか、壁や天井、照明を改修。簡単なデスクワークができたり、会議やセミナーが開催できたりする「イノベーションエリア」も整備する。

◎民間の力を生み出せ 経営者や支援者らを繋げるスペースに
 全体的には12月までの完成を見込み、2019年度一般会計2月補正予算案に整備費として約2億600万円を盛り込んだ。国の地方創生拠点整備交付金などを活用し、県の実質的な負担を4分の1に圧縮。企業版ふるさと納税も使いながら、県の負担を極力抑える方針だ。

 イノベーションエリアはフロアの北側に設け、テーブルや椅子など必要な備品を用意。経営者や起業を目指す人、ベンチャー企業支援者らが集える空間を整え、起業家を輩出したり、地域課題を解決したりするためにフル活用する。

 人脈が広く、地域のことを熟知するコーディネーターを配置する「イノベーション・ハブ」も設ける。コーディネーターが中心となってハブを運営、企業や支援者、地域課題などを結び付け、自由な発想を持つ民間の力を引き出していく。

 飲み物や軽食を提供するカフェは南東側に開設予定で、調理の様子が見える「オープンキッチンスタイル」を想定。動画・放送スタジオも同じ南側で、公開放送をする際には椅子やテーブルの配置を変えるなどして柔軟に運用する。

 スタジオの整備費は、9月補正予算で約1億1700万円を確保している。

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