《新型コロナ》事業者に休業要請 クラブやカラオケ軸 知事方針
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 新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたことを受け、山本一太群馬県知事が改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づき、県内の事業者や店舗に休業要請する方針を固めたことが16日、関係者への取材で分かった。17日にも臨時記者会見を開き、方針を説明する見通し。

 要請対象は、県が外出自粛を呼び掛ける際に例示してきたナイトクラブやライブハウス、カラオケなどが軸になるとみられる。

 山本知事は16日の会見で「県民への(利用)自粛要請とビジネスをやっている方々への休業要請は相当重みが違う」と強調し、現段階の休業要請には慎重な考えを示した。一方で、「展開によっては先手でやらざるを得なくなる場合もあるかもしれない」とも述べ、群馬県が対象地域になったことや感染者急増などを踏まえた判断とみられる。

◎群馬県内 新たに6人が感染
 県と高崎市は16日、新たに6人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。うち4人はクラスター(感染者集団)が発生した伊勢崎市の有料老人ホーム「藤和のその」の関係者。県内の感染者は累計112人(うち4人死亡)となった。

 県によると、藤和の苑の関係者は60代の男性看護師(桐生市)と、80~90代の男女の入居者3人。富岡保健所管内の60代女性の感染も分かった。

 男性看護師は11~13日に藤和の苑と、別に勤務する桐生市内の篠原クリニックでそれぞれ夜勤に入った。11日のPCR検査で陰性だったが、14日にせきなどの症状が出て、16日に陽性が判明。発症以前の藤和の苑での勤務は、厚生労働省の通知に基づき差し支えないという。

 高崎市によると、感染した70代主婦は16日時点で県内医療機関の集中治療室(ICU)に入り重症。

 一方、15日に感染が判明した藤和の苑関係の9人について、県は入居者5人、職員3人、職員の同居家族1人と明らかにした。高崎市は15日に陽性だった20代女性会社員が1~8日に仕事のため東京都内の社宅に滞在していたと公表した。

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