新型コロナへの対応 医療従事者へ最大10万円を支給 県が独自策
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臨時記者会見で独自の支援策について説明する山本一太知事

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、群馬県は8日、原則4月以降に入院患者の対応に当たっている医療従事者に最大10万円を支給するなど、独自の支援策を発表した。医療機関への補助と合わせて計5億9400万円を確保し、11日に県議会に提出する本年度一般会計5月補正予算案に追加する。

◎改修した医療機関には100万円上限に補助
 支給は医師や看護師ら2000人を見込む。勤務先で自身が濃厚接触者になるなどして、家族らへの感染防止のため宿泊施設を利用した場合は1泊当たり8000円を上限に助成する。

 医療機関に対しては、コロナ患者の受け入れで前年度より収入が減ったり、受け入れのために施設を改修したりした場合に1床当たり上限100万円を補助。集中治療室(ICU)の場合は上限を200万円に引き上げる。

 8日の記者会見で、山本一太知事は「非常にリスクの高い現場で頑張っている医療関係者を支援する」と説明した。

 関連費用は、財政調整基金から全額賄う方針。県財政課によると、本年度当初予算編成時に52億円だった基金残高は、その後の不用額の整理や補正予算などによって増減し、5月補正予算の編成前で108億円。今回の補正により、残高は61億円となる見込み。

 県は具体的な要件を検討し、できるだけ早く支給を始めたい考えで、寄付による財源確保も検討する。

 一方、看護師らの新型コロナ感染で一部診療を休止していた利根中央病院について、県は8日までに濃厚接触者33人の健康観察を終え、同病院での一連の感染が終息したと判断した。

◎検査33件は全て陰性…8日の群馬県内
 新型コロナウイルス感染症のPCR検査で、群馬県と前橋、高崎両市は8日、県衛生環境研究所などで同日行った33件について、いずれも陰性だったと明らかにした。

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