5月の県内倒産は3件 コロナ倒産が負債総額押し上げる
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 東京商工リサーチ前橋支店が2日に発表した県内企業倒産整理状況によると、5月の倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年同月より8件少ない3件、負債総額は141.5%増の57億6900万円だった。新型コロナウイルスの影響による県内初の倒産となった有楽商事(沼田市)の負債額55億4400万円が総額を押し上げた。

 有楽商事は同市や中之条町でパチンコホールを展開。4月中旬から臨時休業するなど販売不振に陥り、同30日付で破産した。負債額が10億円以上の大型倒産は1年ぶり。

 他の2件は前橋市の金属製品製造業(負債額1億9500万円)が販売不振で銀行取引停止処分、沼田市の飲食料卸売業(負債額3000万円)が連鎖倒産による破産だった。飲食卸売業は有楽商事の関連会社。

 新型コロナウイルスの影響について、県内外で雑貨店「ジュアルディ」などを展開する村田全商社(前橋市)が破産申請の準備を進めるなど、関連倒産が増えると予想される。同支店は「あらゆる業種に影響が出ている。倒産だけでなく廃業も増えるだろう」としている。

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