都内への外出「注意を」 山本知事が臨時会見 自粛要請は見送り
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 東京都の新型コロナウイルス新規感染者が5日連続で100人を上回ったことを受け、山本一太群馬県知事は6日、臨時記者会見を開き、都内への外出時はマスク着用や手洗いの徹底、3密の回避など感染防止に注意するよう呼び掛けた。重症者が少なく経路不明の感染者の割合も低いことから往来自粛要請などは見送った。

 山本知事は注意にとどめた理由について、重症者が少なく抑えられている点などを挙げ、「医療提供体制に余裕がある。感染者数のみで判断すると緊急事態宣言が発令された4月上旬に迫る勢いだが、当時ほど逼迫ひっぱくした状況ではない」と説明した。

 ただ、埼玉、千葉、神奈川の3県などで東京由来とみられる感染者が増えていることを踏まえ、「引き続き東京都や近県の状況を注視し、必要な場合には迅速に判断する」と強調。今週中に県感染症危機管理チームの専門家から意見を聞き、対策本部会議で対応を協議する考えを示した。

 東京都が6日に発表した新規感染者は102人。20代が53人、30代が19人で全体の約7割を占め、感染経路が不明なのは42人だった。5月25日の緊急事態宣言解除後に増加傾向が続き、今月2日以降は100人以上の水準で推移している。

 山本知事は5日に投開票された都知事選の結果について「東京で感染が収束しないと、なかなか群馬で抑えることができない。小池百合子都知事は全力で対策を取ってこられたので再選されたのは良かった。今後もしっかり連携していきたい」と述べた。

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