18年度政府予算案 八ツ場435億円 富岡製糸場の修理にも
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建設が進む長野原町の八ツ場ダム=22日

 政府は22日、2018年度予算案を閣議決定した。19年度の完成に向け、本体工事などの建設が急ピッチで進む長野原町の八ツ場ダム建設事業は、当初予算ベースで過去最高額となる前年度比26%増の434億9000万円を計上した。富岡市が進める世界遺産、富岡製糸場の保存修理工事にも予算配分されることが明らかになった。

 八ツ場ダム事業の予算額は国土交通省による概算要求が満額回答された。国交省八ツ場ダム工事事務所によると、ダム本体のコンクリート打設工事は昨年6月に開始。完成すると高さ116メートルとなる堤体は現在、打設高が5割を突破した。18年度予算案には生活再建事業として、水没する道路に代わり整備が続く付け替え道路の予算も盛り込まれている。

 富岡市が進める富岡製糸場西置繭所の保存修理が含まれる国宝・重要文化財建造物保存修理強化対策事業は、110億円を計上。西置繭所の保存修理は20年3月までの6年間で総額26億5000万円が投入される予定で、国は17年度、2分の1の3億円を補助している。18年度分は4月に正式決定する。

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