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群馬県の草津温泉の湯畑近くにある草津温泉プリン(草津町)は、吾妻中央高(中之条町)の生徒が栽培した県育成品種のイチゴ「やよいひめ」を使った新商品「湯もみプリン やよいひめ」の販売を始めた。
新商品は、地元の榛名牛乳を使い、なめらかでコクのあるプリンの上に、生徒が一つずつ洗浄したり、冷凍させたりと、栽培から加工まで手掛けたイチゴを使用したジュレを添えた一品。イチゴはつぶさずカットすることで食感を残し、爽やかな酸味と風味が楽しめる。淡いピンクのジュレは、見た目にもかわいらしい仕上がりになっている。
同校では県育成品種の消費拡大や6次産業化に力を入れており、これまでにも吾妻郡内の企業と、イチゴを使ったジャムやタルト、パフェなどの商品開発を行ってきた。
10日には、報道陣向けの新商品試食会が同校で開かれ、イチゴを栽培する植物科学研究部の生徒と、草津温泉プリンを運営するスマイル―リンク(愛知県豊橋市)の担当者が、商品の特徴や生徒たちの取り組みなどを説明した=写真。
星野鈴果さん(3年)は「プリンとイチゴが合うか不思議だったが、イチゴの風味が良く、プリンと合っていておいしい」。山崎愛莉さん(同)も「イチゴ本来の色を楽しんでほしい」と呼び掛けた。
新商品の価格は1個450円(税込み)。店頭のみの販売で、原料のイチゴが終わり次第、今季の販売は終了する。問い合わせは同店(0279-82-5278)へ。