赤字や減益が8割 群馬県上場企業35社の4~6月期 自動車が打撃
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 群馬県内に本社や主要拠点を置く上場企業35社の2020年4~6月期決算が23日、出そろった。新型コロナウイルス感染症により国内外で外出規制や操業停止が広がった影響で、全体の8割近い27社が赤字か減益となる厳しい業績だった。特にグローバルに事業を展開する自動車関連の製造業が大幅な赤字に陥った。一方、小売業は外出自粛による「巣ごもり需要」などを取り込み好調だった。

群馬県関係35社の4~6月期決算一覧はこちら

 群馬県の主力産業の自動車関連は、新型コロナの影響による世界的な需要の低迷や生産停止などがあり、大幅な赤字となった。SUBARU(スバル)は3月以降に米国工場や群馬製作所の操業を一時停止。売上高が前年同期からほぼ半減の4569億9800万円、純損益が77億円の赤字(前年同期は664億5600万円の黒字)となった。

 一方、小売り業では好調な決算が目立った。ヤマダ電機は「巣ごもり需要」を取り込み、郊外型店舗での家電販売が伸長。売上高が8.0%伸びて4065億2000万円、純利益が約3.4倍の158億8500万円だった。新業態店がけん引して好調なワークマンは外出自粛の反動による「リベンジ消費」も手伝って6月は来店客数、売り上げともに前年比で約4割上昇。営業総収入が24.7%増の256億6400万円、純利益が30.4%増の41億6000万円だった。

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