群馬県内の7月宿泊者数 リゾートホテルと旅館で減少幅が全国最小
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家族連れや若者などでにぎわう休日の伊香保温泉石段街=8月30日
観光客がまばらだった草津温泉の湯畑周辺=4月18日

 群馬県内のリゾートホテルと旅館の7月の宿泊者数は前年同月比28.4%減の延べ32万70人で、減少率が全国で最も低かったことが30日、観光庁の宿泊旅行統計調査で分かった。宿泊施設全体では35.1%減の延べ47万7560人で全国6番目の低さ。新型コロナウイルス感染症の影響で5月のリゾートホテルと旅館の宿泊者数は94.8%減の延べ2万2890人まで落ち込んだが、県民向けに県が打ち出した観光支援策の効果もあって回復したもようだ。

◎7月下旬には「Go To」併用で急伸
 都道府県別で7月のリゾートホテルと旅館の宿泊者数の減少率が低かったのは、群馬県と並んで石川が28.4%減。次いで福島(33.0%減)、徳島(34.0%減)の順だった。全国平均は57.0%減。

 6月の県内は66.4%減の延べ12万7370人だった。県は6月5日から7月31日まで、県内宿泊施設に泊まった県民に1人1泊5000円を補助するキャンペーンを実施。7月は22日から政府の観光支援策「Go To トラベル」が始まったこともあり、急激に伸びたとみられる。

 キャンペーンには623施設が参加。延べ約32万7000人が利用した。県観光魅力創出課は「多くの県民に利用してもらい、観光業を支えることができた。参加施設は感染症対策を行っているので『Go To トラベル』の本格化にも備えられた」とした。

 県旅館ホテル生活衛生同業組合は「7月は比較的好調だったが、8月は厳しいところも多く、誘客が新型コロナの流行に大きく左右されている」と指摘。10月からは東京発着の旅行も「Go To トラベル」の対象になり、地域共通クーポンも発行されることから、「10月は比較的好調」と見ている。

 同調査では、主に和式構造の施設を旅館、主に洋式構造の施設をホテルなどと区分している。

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