Gメッセの展示ホール 利用が低迷4.5% コロナ影響 会議室は好調
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 新型コロナウイルス感染症の影響でコンサートなどがキャンセルとなった群馬県の大型コンベンション施設「Gメッセ群馬」(高崎市岩押町)で、展示ホールの稼働率が4.5%にとどまっていることが、12日までの県のまとめで分かった。中小会議室は好調だが、イベント集客人数の制限もあり、大規模ホールの利用は低迷した。県イベント産業振興課は「大規模イベントの開催は新型コロナの感染状況に左右される。状況を注視していきたい」とした。

 Gメッセ群馬は北関東最大規模の1万平方メートルの展示ホールを持ち、最大17室の会議室を備える。4月開業予定だったが、新型コロナの影響で6月にオープン。2月末時点の予約状況では人気アイドルグループのコンサートなども計画され、展示ホールの利用された日の割合を示す日数稼働率は40.0%まで高まっていた。

 しかし、同課の9月25日までのまとめで、展示ホールの利用日数は5日にとどまり、日数稼働率は4.5%と伸び悩む。2番目に大きいメインホールの利用日数も25日で、稼働率は22.3%だった。展示ホールは多数が受験する資格試験で3密を避けるために利用されたものの、コンサートなどのイベントが軒並み中止となり、厳しいスタートとなった。

 一方、企業の会議や試験・就職説明会、学習塾の夏合宿などで利用された中小会議室は好調だった。全体では85日計122件の利用があり、日数稼働率は75.9%だった。利用目的別では、会議が54件、試験・就職説明会が30件、その他イベントが22件、講演会が9件、展示会が6件、式典が1件だった。

 新型コロナの流行を受け、県はGメッセを3密の避けられる施設としてアピール。入り口に入場者の体温が分かるサーモグラフィーや警備員を配置し、発熱している人の入場を制限する態勢も整えた。共用部分の清掃も増やし、消毒を徹底。空室があれば、より広い部屋への変更も柔軟に対応して費用の一部も助成している。

 中小会議室を中心に年度内の予約は129件入っており、大規模ホール以外では順調に利用が進んでいるという。

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