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JR東日本は21日、来春から高崎線や山手線、東海道線など首都圏の17路線で最終列車の発車時刻を早めると明らかにした。高崎線は現在の午後11時46分上野発高崎行きが籠原(埼玉県熊谷市)止まりとなる。新前橋(群馬県前橋市)行きは約37分早まって上野発同10時30分ごろ、高崎行きは約21分早まって同11時25分ごろが終電となる。約37分の繰り上げ幅は青梅線と並んで最大。
終電繰り上げの理由として、ここ数年の深夜帯の乗客減少に新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちを掛けたことや、終電後に実施する線路などの保守作業の時間確保を挙げている。終電繰り上げで作業の効率化が進めば、年間十数億円のコスト削減につながるとしている。終電の一斉繰り上げは1987年の同社発足以来初めて。実施日や詳細な時刻は12月に改めて発表する。
高崎線の終電は、現行で新前橋着午前1時6分、高崎着同1時37分だが、それぞれ繰り上げる時間分早まる。両毛線など県内を走る他のJR路線、新幹線や特急は対象外。始発列車の時刻は京浜東北線など県外5路線で繰り下げる。
JR東によると、影響を受ける乗客は、9月の利用状況の集計では平日約2万人。都内の主要路線では、渋谷を発車する山手線外回りの池袋行きが現在の午前0時52分から約19分、中央線快速の東京発武蔵小金井行きが午前0時35分から約30分、それぞれ繰り上がる。
JR東の深沢祐二社長は9月の会見で「コロナ収束後も鉄道需要が元に戻ることはない」との認識を示し「保守作業員の働き方改革が急務。効率的な作業体制を確保したい」と話していた。