東和銀行とSBI HD 資本提携へ 地銀連合構想で5行目
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 SBIホールディングス(HD、東京都)が東和銀行(前橋市)と資本提携する方向で調整していることが22日、関係者への取材で分かった。相互に数%ずつ株式を取得するとみられる。SBIが掲げる地銀連合「第4のメガバンク構想」の一環で5行目の出資となる。

 両社は、金融商品を販売する共同店舗の運営などで関係が深い。東和銀はSBIに強みがある金融商品販売やIT活用のノウハウを使って業務の効率化や東和銀の顧客向けのサービスを拡充し、収益力の強化を目指す。

 東和銀はリーマン・ショック後の2009年、350億円の公的資金の注入を受けた。既に200億円分の返済を済ませており、残りの150億円分の返済が課題になっている。

 SBIは地銀との連合構想で既に、島根銀行(松江市)、福島銀行(福島市)、筑邦銀行(福岡県久留米市)、清水銀行(静岡市)と提携。SBIの北尾吉孝社長は、構想への参加銀行は「最大で10行になる」との見方を示しており、地銀との提携はさらに広がる見通しだ。

 東和銀は19年、SBIマネープラザ(東京都)と共同店舗「東和銀行SBIマネープラザ」を本店内に開設。20年1月にはSBIネオファイナンシャルサービシーズ(同)のシステムを利用し、スマートフォンで残高照会などができる「東和銀行アプリ」の配信を始めるなど、SBIとの業務提携を強化してきた。

 東和銀は「SBIとの間で業務提携強化に関して検討していることは事実で、お客さまのために必要なサービスを提供していきたい」とした。

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