群馬銀行 有価証券の売却好調 純利24億円上振れ 9月中間決算
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 群馬銀行(前橋市元総社町、深井彰彦頭取)が5日発表した2020年9月中間決算は、単体の純利益が前年同期比10.5%減の109億8400万円だった。新型コロナウイルス感染症の影響による取引先の業績悪化で与信費用が増えたものの、市場環境の改善により有価証券の売却益が好調で業績予想から24億円上振れた。

 本業のもうけを示すコア業務純益は5.4%減の129億円2700万円、経常利益は14.2%減の146億2200万円だった。低金利による運用難で資金利益は3.9%減の344億円だったが、投資信託の販売や法人関連の手数料など役務取引等利益が1.9%増の54億円と好調だった。

 大口取引先の格付け引き下げなどで与信費用を4~6月期に54億円計上したが、7~9月期は5億円で、中間決算としては2.6倍の計59億円となった。

 貸出金残高は中小企業向けの貸し出しが増えて2.6%増の5兆7023億円、預金等残高は特定定額給付金の影響で6.9%増の7兆6202億円と大きく伸びた。預かり金融資産は1.0%増の8961億円だった。

 金融再生法に基づく不良債権比率は0.1ポイント悪化の1.96%、自己資本比率(連結)も0.40ポイント減の12.57%だった。

 連結決算は経常収益が0.6%増の739億6100万円、純利益が8.2%減の123億800万円だった。

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