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任期満了に伴う群馬県下仁田町長選は24日告示され、無所属で現職の原秀男氏(67)=西野牧=以外に立候補の届け出はなく、原氏が無投票で再選を果たした。同町長選が無投票となるのは、1990年以来30年ぶり。
原氏は同日朝、選挙事務所で第一声を上げた。1期4年について「やり残したことがたくさんある」と振り返り、「コロナ禍の対策も重要。2期目でいろいろな問題を解決し、町民の安全安心な生活を目指したい」と訴えた。
その後、選挙カーで町内を遊説した。午後5時に立候補の届け出が締め切られ、対抗馬が現れず再選が決まると、支援者らと喜びを分かち合った。
同日夕に行われた祝勝会で、原氏は無投票での当選に「評価された半面、反対票が見えない非常に厳しい審判。声なき声に耳を傾け、広い心で町政を進める」と決意を表明した。その上で、町政には産業活性化や観光振興、下仁田厚生病院の経営改革、教育の充実など重要課題が山積みだと指摘し、「人口減が進む中、住んで良かったと思われるまちづくりを進めたい」と2期目の抱負を語った。
原秀男(はら・ひでお)
【略歴】製材会社社長。元町消防団員、元西牧小PTA会長、元町議4期、元町交通指導員。東京経済大卒
【公約】(1)経済活性化と観光振興(2)地域医療の維持確保(3)防災、減災の機能強化(4)移住・定住施策による人口減少対策(5)高齢者が安心して暮らせる町づくり(6)子育て世代応援