伊香保と草津が3割増 「我慢の3連休」群馬県内の人出 「Go To」効果
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 新型コロナウイルス感染拡大を受けて日本医師会が不要不急の外出自粛を呼び掛けた「我慢の3連休」(21~23日)のうち土日2日間の群馬県内観光地の人出は、伊香保温泉周辺で昨年同期比33.4%増、草津温泉周辺で29.1%増となったことが25日、分かった。政府の観光支援策「Go To トラベル」の効果もあり、両温泉は多くの旅館・ホテルが満室となったという。

 県が21、22両日の携帯電話位置情報で把握した一日平均の人数の分析結果を発表した。

 人出の内訳は、伊香保は県内からが31.8%増で、県外からが34.0%増。草津は県内からが42.5%増、県外からが23.0%増だった。草津は県内観光客が比較的少ないが、近場を旅行する「マイクロツーリズム」の浸透もあり、伸びたとみられる。

 3連休だった2018年と比べても伊香保で10.6%増、草津で14.9%増となった。

 全県では県外からの来訪者数は昨年同期比9.5%増で、感染拡大前の土日(1月18、19日)に比べて18.0%増加した。

 渋川伊香保温泉観光協会は「21、22日は空いている宿を探すのが大変だった」と振り返る。団体旅行は減っているが、12月以降も土曜や年末年始は予約が取りにくくなっており、「東京との往来自粛要請などが出されなければ、『Go To』が適用になる来年1月までは観光客に来てもらえるのではないか」と見通した。

 草津温泉旅館協同組合も「『Go To』が始まってから観光客が増えている」と指摘。3連休中はキャンセルが出てもすぐに埋まる状況で、多くの旅館ホテルが満室となった。来年1月31日までは予約で埋まっている宿が多いと話すが、「その後どうなるか、心配」と先行きを懸念した。

 25日の定例会見で山本一太知事は「観光客も受け入れ側も十二分に感染防止対策をした上で、『Go To』を最大限に利用してほしい」と呼び掛けた。

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