ヨーカドー伊勢崎店 2月下旬にも閉店へ 群馬県内で姿消す 複数の関係先に通知   
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 総合スーパーのイトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝富博社長)が来年2月下旬にも、イトーヨーカドー伊勢崎店(群馬県伊勢崎市連取町)を閉店する方向で準備していることが30日、分かった。複数の関係先に伝えている。県内では前橋店と藤岡店が既に閉店しており、伊勢崎店が撤退すれば、県内からイトーヨーカドーの店舗が姿を消すことになる。

 関係者によると、伊勢崎店の閉店について、イトーヨーカ堂側から文書で通知があり、これまでに関係者を集めた説明会も行われているという。同店が撤退した後の土地や建物の活用方法などについては示されていないという。

 イトーヨーカ堂を傘下に置くセブン&アイ・ホールディングス(HD、東京都千代田区、井阪隆一社長)の広報担当者は上毛新聞の取材に対し「さまざまな可能性を検討している」としている。

 同社によると、伊勢崎店は1995年3月に県内3号店としてオープン。JR伊勢崎駅や中心市街地から約2キロ離れた住宅街に位置し、1、2階にスーパーや婦人服店、フードコートなどが入っている。

 開店当時、市内には他にも田原屋などの大型店があったが、閉店が続いた。近年は中規模のスーパーや薬局などの進出が相次いでいる。

 セブン&アイHDは昨年10月に発表したグループ各社の事業構造改革案で、具体的な店舗や地域は公表していないが、イトーヨーカ堂の33店舗について、2022年度までに閉店や譲渡などを決めるとしている。同月開かれた会見で井阪社長はイトーヨーカ堂の現状に関して「競争環境の変化にもう少し早く気付けばよかった。不振店の手当てが遅れた」などと述べていた。

 前橋店は10年、藤岡店は17年にそれぞれ閉店した。

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