「もったいない条例」制定へ 食品ロス削減目指し意識高める狙い 渋川市、群馬県内初
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 まだ食べられるのに廃棄されてしまう「食品ロス」の削減を目指し、渋川市は7日、「市もったいない条例(仮称)」を制定する方針を明らかにした。市と市民、事業者の責務を盛り込み、意識を高め行動に移してもらう狙い。来年4月1日の施行を目指す。市によると、食品ロス削減を掲げる条例は県内で初めて。

 7日の市議会総務市民常任委員会協議会に報告した。15日から意見公募(パブリックコメント)を実施し、来年の市議会3月定例会に条例案を提出する予定。

 条例は生産や製造、販売、消費などさまざまな場面で「もったいない」の意識を持って行動することを呼び掛ける。市は普及啓発を推進し、市民は生活の中で「食べきる」取り組みを実践、事業者も事業活動で廃棄される食品の状況を理解し削減に取り組む、とそれぞれの責務を明示する。

 市環境政策課によると、市の2018年度の可燃ごみ収集量は年間2万6801トン。このうち食品廃棄物は9514トンで、食品ロス量は3386トンと推計している。県は「ぐんま五つのゼロ宣言」などで食品ロス削減を進めている。

 高木勉市長は「条例化することで一人一人に意識して行動してもらい、削減を図りたい。地球環境の保護や資源の有効活用、困っている人への支援にもつなげたい」と話した。

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