既存バスで自動運転化 県と群馬大が渋川中心街で実験
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

 路線バスへの自動運転技術の導入に向け、群馬県は14日、来年2月下旬から渋川市の中心街の路線で実証実験を行うと発表した。既存の路線バスに自動運転に必要な機器一式を搭載して実施。交通状況が多様な市街地で実験することで、普及への課題や技術の完成度を検証する。

 渋川駅や市役所近くを通る循環路線の約3.2キロで実施する。2月22日から3月5日まで(2月23日、3月2日は運休)、1日8便を運行する。自動運転研究を進める群馬大次世代モビリティ社会実装研究センター(前橋市)と連携し、運行には関越交通(渋川市)が協力する。

 自動運転技術としては、運転手が安全を確認しつつ、アクセルやハンドルを自動制御する「レベル2」に相当する。

 昨年度は専用車両を使い、郊外区間が多い路線で実験したが、今回は他の車や人、自転車などが行き交い、交通の変化が多い市街地を選んだ。実験を通じて、円滑な走行や安全性に加え、道路側の整備の必要性などを詳しく検証する。

 県は将来的に路線バスで、さらに高度な「レベル4」の実現を目指している。県道路交通計画室は「普及すれば運転手不足にも対応できる。自動運転での走行に適したエリアを見つけ、実験を重ねて課題を解決していきたい」としている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事